2006年02月07日
今日はワインで乾杯(^^)
最近の我が家の流行がチリ産のワインです。
チリのワインの中でもブドウはカルメネール種の物にハマってます
詳しくはわかりませんが、カルメネール種は熟成が浅くても、深い味わいを楽しめるのが特徴らしいです。カルメネール種はヨーロッパでは難しくチリで成功したと聞いたことがあります
熟成が浅い分値段が安い(^^ゞ
とにかく、フルボディの赤が好きな方には、安くておいしいのでおすすめです。
全国何処にでも売ってそうなワインではメルシャンの コンチャ・イ・トロ社「サンライズ」にカルメネール種のがあります
(これもおいしい980円程度)

今晩のワインは楽○というディスカウントストアの販売しているこのワインです
何とお値段880円(笑)

でも値段を知らずにグラスでだされたら、味わい香りから考えて、2000円~3000円程度のワインに感じると思います
安いものなのでつい飲みすぎるのだけがネックかな(笑)
ネット調べたら780円で売ってました、、、、↓


カルメネールの詳しい説明(長いです、、、(^^ゞ)
【歴 史】
カルメネールは17世紀から18世紀そして19世紀初頭にかけて、メドック地区とボルドー地方において最も広く分布した品種です。
この品種を初めてチリにもたらしたのは、ワイナリーを所有していたチリの貴族たちで、1850年のことです。
彼らは同時にその他の高級品種、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ソーヴィニヨンブランなどもチリに導入しました。
チリのワイン産業の基礎を築いたのはこういったワイナリーたちです。
中にはフランスがフィロキセラに襲われブドウが壊滅状態になった当時、フランスワインの生産量が激減した分をチリからの輸出で補ったほど高い品質を持っているものもあった、と考えられています。
フィロキセラ災害後の広範囲にわたるワイナリー復興の際に、フランスではカルメネールが混醸品種から外されていきます。
風味豊かで深い色合いであるという品質が知られていたにも関わらず・・・それは、フランスの栽培地における湿度の多さと寒い春の気候により、常に安定したよい収穫量を得ることが出来なかったためでした。
これは、特にカルメネールにとっては打撃的な条件で、時には花の終わった後の発芽も得られないほどであったのです。
そして、メルローに遅れること2,3週間で熟成するこのブドウ品種は、雨の多い地域では健全な果実を収穫することも困難でした。
絶望的な状態にあったワイナリーのオーナーたちは、接木によってようやく再生できるようになったブドウ畑に、あまり手をかけずに安定した収穫を得ることの出来るブドウ品種を選ぶことを余儀なくされたのでした。
カベルネソーヴィニオンもまた収穫の遅い品種ではありますが、繊細なカルメネールと比較して厚い果皮を持つため、雨季においても果実が腐ったり水っぽくなるといったことがなかったのです。
【チリにおけるカルメネール】
チリは今だかつてフィロキセラに襲われたことがありません。たぶん、ブドウにとって重要な成長期に乾燥した気候であることと自然の壁。
(北にアタカマ砂漠、南には南極海、そして東にアンデス山脈、西には深く寒冷な太平洋)が国を取り囲んでいるためでしょう。これは、アブラムシの侵入を防ぐのに非常に効果的なバリアとなっています。
このため、チリではカルメネールが生き残りました。 しかし長い間その正体は水面下にあり、見失われてきました。
その外見的な相似からしばしばメルローの畑に点在し、チリでは両方をメルローと呼び始めるようになってしまったのです。
チリのワイン産業は、長い間研究や綿密な調査からはずされ、国内市場は国際的な動きから孤立していました。そのためカルメネールは、もし思い出す人があったとしても、見失われた、もしくは、絶滅した品種とみなせれていたのです。
そんな中にあって、チリの「メルロー」には、はっきりと違いのある2種類が存在する、ということが明らかになってきました。
葉の形、色の違い、ブドウの房も同一ではなく、そして最も大きな違いは熟成期の違いでした。
1980年代終わりになりチリからの輸出が多くなるにつれ 「チリのメルローは低価格のものであっても、他のどこの国で作られたメルローよりも強くはっきりとした性格を持ち、ほのかにスパイシーさがある」ということが知られるようになってきました。
そして味わいには、より華やかさも兼ね備えていたのです。
チリのクローンが、より果実味レベルが高く風味の強い亜種に発展したのだと言う理論の元に、クローンの差によるものだと考えられてきました。 1994年、フランスのモンペリエにある醸造大学のジャン=ミッチェル・ブルーシコ教授が、それが品種の違いだということに気付きます。彼がカトリカ大学(チリ)のフィリポ教授と共にチリのワイナリーを訪問した際、
メルローの畑に違う種類の葉が存在する、ということを記録しています。その後のDNA鑑定により、そこには2つの違う品種が存在し、その1つは1世紀以上の間メルローとしてその正体が隠されていたチリのカルメネールである、ということが確認された
のです。それは事実、原産地フランスで保存されていたカルメネールと一致していました。
【単一品種としての復活】
チリにおけるカルメネールは、単一品種で瓶詰めされることが増えてきた反面、多くはカベルネソーヴィニオンか、メルローとのブレンドで用いられることが多い品種です。
カルメネールで作られたワインは、深い色合いとスムースで角のとれたマイルドなタンニン、そして熟したベリー類の風味がする骨格のしっかりとしたワインとなります。
カルメネールはメルローに比べてより強い一面を持つと同時に、
カベルネソーヴィニオンよりもやわらかで繊細なボディを持っているのです。
ということです(^^ゞ^)
ランキングに参加してます。ヨロシク
チリのワインの中でもブドウはカルメネール種の物にハマってます
詳しくはわかりませんが、カルメネール種は熟成が浅くても、深い味わいを楽しめるのが特徴らしいです。カルメネール種はヨーロッパでは難しくチリで成功したと聞いたことがあります
熟成が浅い分値段が安い(^^ゞ
とにかく、フルボディの赤が好きな方には、安くておいしいのでおすすめです。
全国何処にでも売ってそうなワインではメルシャンの コンチャ・イ・トロ社「サンライズ」にカルメネール種のがあります
(これもおいしい980円程度)

今晩のワインは楽○というディスカウントストアの販売しているこのワインです
何とお値段880円(笑)

でも値段を知らずにグラスでだされたら、味わい香りから考えて、2000円~3000円程度のワインに感じると思います
安いものなのでつい飲みすぎるのだけがネックかな(笑)
ネット調べたら780円で売ってました、、、、↓


カルメネールの詳しい説明(長いです、、、(^^ゞ)
【歴 史】
カルメネールは17世紀から18世紀そして19世紀初頭にかけて、メドック地区とボルドー地方において最も広く分布した品種です。
この品種を初めてチリにもたらしたのは、ワイナリーを所有していたチリの貴族たちで、1850年のことです。
彼らは同時にその他の高級品種、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ソーヴィニヨンブランなどもチリに導入しました。
チリのワイン産業の基礎を築いたのはこういったワイナリーたちです。
中にはフランスがフィロキセラに襲われブドウが壊滅状態になった当時、フランスワインの生産量が激減した分をチリからの輸出で補ったほど高い品質を持っているものもあった、と考えられています。
フィロキセラ災害後の広範囲にわたるワイナリー復興の際に、フランスではカルメネールが混醸品種から外されていきます。
風味豊かで深い色合いであるという品質が知られていたにも関わらず・・・それは、フランスの栽培地における湿度の多さと寒い春の気候により、常に安定したよい収穫量を得ることが出来なかったためでした。
これは、特にカルメネールにとっては打撃的な条件で、時には花の終わった後の発芽も得られないほどであったのです。
そして、メルローに遅れること2,3週間で熟成するこのブドウ品種は、雨の多い地域では健全な果実を収穫することも困難でした。
絶望的な状態にあったワイナリーのオーナーたちは、接木によってようやく再生できるようになったブドウ畑に、あまり手をかけずに安定した収穫を得ることの出来るブドウ品種を選ぶことを余儀なくされたのでした。
カベルネソーヴィニオンもまた収穫の遅い品種ではありますが、繊細なカルメネールと比較して厚い果皮を持つため、雨季においても果実が腐ったり水っぽくなるといったことがなかったのです。
【チリにおけるカルメネール】
チリは今だかつてフィロキセラに襲われたことがありません。たぶん、ブドウにとって重要な成長期に乾燥した気候であることと自然の壁。
(北にアタカマ砂漠、南には南極海、そして東にアンデス山脈、西には深く寒冷な太平洋)が国を取り囲んでいるためでしょう。これは、アブラムシの侵入を防ぐのに非常に効果的なバリアとなっています。
このため、チリではカルメネールが生き残りました。 しかし長い間その正体は水面下にあり、見失われてきました。
その外見的な相似からしばしばメルローの畑に点在し、チリでは両方をメルローと呼び始めるようになってしまったのです。
チリのワイン産業は、長い間研究や綿密な調査からはずされ、国内市場は国際的な動きから孤立していました。そのためカルメネールは、もし思い出す人があったとしても、見失われた、もしくは、絶滅した品種とみなせれていたのです。
そんな中にあって、チリの「メルロー」には、はっきりと違いのある2種類が存在する、ということが明らかになってきました。
葉の形、色の違い、ブドウの房も同一ではなく、そして最も大きな違いは熟成期の違いでした。
1980年代終わりになりチリからの輸出が多くなるにつれ 「チリのメルローは低価格のものであっても、他のどこの国で作られたメルローよりも強くはっきりとした性格を持ち、ほのかにスパイシーさがある」ということが知られるようになってきました。
そして味わいには、より華やかさも兼ね備えていたのです。
チリのクローンが、より果実味レベルが高く風味の強い亜種に発展したのだと言う理論の元に、クローンの差によるものだと考えられてきました。 1994年、フランスのモンペリエにある醸造大学のジャン=ミッチェル・ブルーシコ教授が、それが品種の違いだということに気付きます。彼がカトリカ大学(チリ)のフィリポ教授と共にチリのワイナリーを訪問した際、
メルローの畑に違う種類の葉が存在する、ということを記録しています。その後のDNA鑑定により、そこには2つの違う品種が存在し、その1つは1世紀以上の間メルローとしてその正体が隠されていたチリのカルメネールである、ということが確認された
のです。それは事実、原産地フランスで保存されていたカルメネールと一致していました。
【単一品種としての復活】
チリにおけるカルメネールは、単一品種で瓶詰めされることが増えてきた反面、多くはカベルネソーヴィニオンか、メルローとのブレンドで用いられることが多い品種です。
カルメネールで作られたワインは、深い色合いとスムースで角のとれたマイルドなタンニン、そして熟したベリー類の風味がする骨格のしっかりとしたワインとなります。
カルメネールはメルローに比べてより強い一面を持つと同時に、
カベルネソーヴィニオンよりもやわらかで繊細なボディを持っているのです。
ということです(^^ゞ^)
